泊まり勤務

泊まり勤務初日

7月1日は、結構疲れました。
会社の幹部は、
入れ替わり立ち代わり5名ほど来ました。
彼らは、防災センターに張り付いて、
我々の仕事ぶりを眺めているようでした。
勤務者すべてが会社所定の制服を身に着けているとか・・。

月初めというのは、
水道、ガス、電気の使用量を提出します。
不動産会社と同じで、
各テナント別の使用です。
中央監視装置(パソコン)からプリントアウトされる資料を元に、
各テナント別に、一覧を作ります。

新人が来たので、
その人にも説明しましたが、
パソコンなどやったこともないというので
説明もうまく伝わりませんでした。
この現場は、むしろ、
学校の用務員みたいな仕事が多いので
そちらを主にやってもらいます、と言っておきました。

また、書類を提出するとき、
何年も顔を合わせているのですが、
制服が新しくなったので、
役場(オーナー)担当に、
本日から、●●会社の所属になりました、
などと言ってすこしあらたまった感じで、
はずかしい思いになりました。
でも、ほほえまれると、ホッとした気持ちにもなりました。

会社の幹部には、
事業所におけることについて引継ぎをしておきました。
●●さんは、周りの人とこんなトラブルを起こした
というようなことです。
すると、我々に対しては
そういうことこそ、報告してほしいものですな。
我々がきちんと教育しますが、
それでもあらたらない場合は、辞めてもらいます・・
などということを言われました。

自分だって完璧な人間ではないので、
失態があれば、そのときは
自分こそ、辞めるしかないでしょう。

あれこれたちまわっていると、
常務だという人が、
体が丈夫ではないでしょう、無理をなさらないで
と言ってくれました。
自分は、欠勤が多かったので、
それが引き継がれているのだなあ、と
その言葉に感じました。

私が指摘した問題児について、
少し話をしてみたけれど、
ものごとをきちんと説明できないと感じた、
何を言っているかさっぱりわからない、
それが、問題言動の原因でもあるかもしれない、
と分析していたのでした・・。

その日は泊まりでしたのに、
横になったとたん、
死んだように眠って朝を迎えました。