2010-01-01から1年間の記事一覧

再び、櫻の園

櫻の園をみた。桜花学園では、卒業式典に先立ち、毎年・演劇部による「櫻の園」が上演される。 部員の杉山が喫茶店で喫煙補導されたことが原因で、臨時職員会議が行われ、上演中止の問題が出てくる。顧問でもある、若い里見先生の尽力もあって、無事開演に持…

私の書斎

私の書斎 書斎といえるかどうか分からないが、私は、共同住宅に暮らし、南側にある四畳半ほどの部屋に雑然と書籍等を置いている。なんとかして、もっとシンプル(簡素)な空間にしたいものだと苦慮している。今の時期になると株式の配当などが次々と舞い込む…

自転車は危ない

自転車は危ないものだ。 今使っている自転車は、シルバー人材センターにて購入した中古です。といっても、行列が出来る程で、私が行った時、買えたのは半分の人だけでした。高級自転車並の乗り心地です。 さて、ここ松戸市はとても坂が多いです。 皆さんは、…

ワーキングプア兼零細的資産運用

作家の渡辺純一氏が、団塊の世代を代表して、新作を創作中であることが記事に載っていた。札幌で外科医をしていたという、異色の作家だが、今回の内容は、こんなものであるという。企業戦士として過酷なノルマをこなしてきた男達が、定年を迎え、次々と退職…

エアコン設置、72000円なり

エアコン設置 業者がエアコン設置に来た。 大手家電店を経由して、出番が回ってくるのだろう。年齢は六十は過ぎている感じだ。身長があり、野球の選手のように、痩せている。従って、エアコン設置の高い仕事にはウッテツケと思われた。 ベランダに行き、まず…

医療の進歩による延命は幸福を呼ぶか

今年68歳になる従兄から電話が来た。(またか・・) こういった内容だ。 母親がもう90歳を過ぎているが、病院で寝たきりである。胃に直接栄養を送る器具を取り付けている。息子である自分が現れても認識できているか分からない。すべて保険でまかない切れず…

戸田家の兄妹

戸田家の兄妹、をみた。経済界にも顔が利いたという父親が亡くなって、次ぎにやってきたのが、膨大な債権への支払い。邸宅も手放すことになる。 同居していた妻、その次男、三女は家を失ってしまう。次男は海外へ赴任するが、残った二人(母と節子)は、長男…

自転車購入

朝から悪天候の中、松戸シルバー人材センターの再生自転車に出かけた。 この販売会場は、駅から徒歩30分前後と交通不便である。 夜更かししたせいで、朝7時に起きたが、眠気があった。 天気が悪いが、こういう日は誰もが出不精になり、却ってチャンスがある…

櫻の園

映画「櫻の園」は、もう二十年前のものだが、見ていてグングン惹きつけるものをもっている。 一番初めに見たのは幕張にある放送大学図書館だ。二度目は、近くの県立図書館だ。そして、今回は自宅のパソコン画面で、ネット配信「gyao」を通じて何度も見る機会…

一日文化祭にて

「私は歩く手帳です」。 月に二回の例会で、話す内容が浮かばなくて足が遠のいてしまう、という声を何度か聞きました。 実は私も、同じ悩みを持っておりました。 あるとき、机に向かって考えるよりも、それ以外の方が、題材が浮かびやすい事がわかりました。…

生物第9回目「いろいろな生殖」

NHK高校講座、生物第9回目「いろいろな生殖」の学習をした。 生物には(無性生殖)をするものと(有性生殖)をするものとあって、それぞれの特徴を説明してもらえた。そしてヒトもそうだが、どうして、有性生殖にはオスとメスがいて、これらの合体により、子…

桜の園

「桜の園」が、面白い。これはネット「gyao」にても無料で見られる。 その女子高校では毎年、チェーホフの「桜の園」が演じられるのだが、その上演場面はこの映画ではない。 上演当日の模様が事細かく描かれている。 大きなドラマが起きるわけではない。そこ…

細胞小器官

細胞小器官として、ミトコンドリアと葉緑体の学習をする。 面白いことは、この二つは、もともと別な生物のものであったのだが、なんらかの原因で他の生物に入ってしまい、その中に住み着いてしまったということである。(細胞内共生)。 無論それだけなら、…

生物の細胞

生物の細胞の学習をした。 人間も含めて生物も約85パーセントは、水分から出来ている。水分は、なぜ多いのだろう。 その理由として、一つ、体温の調節に役に立っていること。ヒトの体温は、36.5度。お湯を沸かそうとしても、スグには温度が上昇しない。温ま…

プラトン

高校生だった頃も、同じ内容のことは授業で聞いていたはずだが、すんなりと内容が理解できなかった。NHKの授業を宣伝するわけでもないが、とてもわかりやすいと感じた。で、「倫理」の二回目を紹介したい。 ソクラテスの存在を強く印象づけたのは、弟子の…

アリストテレス

今日も暑い一日だった。マクドナルドにて、この過酷な暑さを乗り切ろうとした。コーヒーを飲みつつ、漱石の「猫」を読む。「猫」の成り立ちについて言えば、 元々、一で完結するはずだったが、評判が良く、二が出て、三・四と続く。結果として十前後まで続く…

ソクラテスについて

NHK高校講座にて「ソクラテス」を聞いた。 解説によると次のようになる。 当時は、何でも過でも、自然の不可解な現象(雷、地震、太陽・・)を神に結びつけようとする風潮があった。これに飽きたらず「論理的に」「言葉で」解明しようと努力した人たちも出現…

高校講座

高校講座を時々見ている。 「物理」とか「生物」とか。同じように学習したのだが、成績は物理が得意だった。NHKの番組は、実物中心で分かりやすい。 黒板と先生の説明だけの世界だった高校時代とは異なる。 今日は波の学習だが、ウクレレとギターを用いての…

「吾輩は猫である」

「吾輩は猫である」が座右の書となっている。表現の手本となる所には傍線を引いたりするが、そのどれを取っても含蓄が深い。 ◎いささか手持無沙汰の体である ◎胸倉をとられて小突き廻される ◎始末に終えねえ阿魔だ ◎人を見溢(みくび)った事をいうねえ ◎今…

檸檬のころ

檸檬のころ著者の豊島ミホさんは、まだ二十代の新進作家である。(出身高校の後輩にあたる。) 沈黙が支配しているという教室の描写を読んで、ああ、私の高校時代と変わらなかったなあ、と苦笑しながら読んだ。 豊島ミホさんの両親が学校の教員であるようだ…

お盆休み

ここのところ、毎日、松戸市民プール、和名ヶ谷スポーツセンターに行っている。温水プールで、我流の泳ぎなのだが、学校の休みに加えて、お盆休みでもあって、若い父親とおぼしき、かっぷくの良い男性姿も多かった。 松戸市は、此のプールと、五香と二つの温…

甲子園大会開幕

甲子園・高校野球大会が始まった。 以下、大会関係者祝辞の内容。 まず、行進を終えた選手達が現に、並んでいるグランドの歴史について述べた。今年改修を終えたばかりであること。戦時中、空襲でB29の軍機が、うなり音を響かせてこの上を舞ったこと。戦…

賃貸(サクラ荘)

(理由) 職場が水道橋駅にあった。総武線沿線で、下総中山駅に下車したのは、中山法華寺の看板があって、少しじみな印象を受けたからかもしれない。表通りから入った、地味な不動産屋にて幾つか紹介を受け、その一つに決めた。木造アパートで駅から徒歩20…

文章を書く・作家論

作家論 若い頃、小説家を目指し、実際に小説のようなモノを書いてみたこともあった。 そうした志がずっと夢として心に住み着き、現在に至っている。もっとも今や、小説家になるということは幻に過ぎない。 日記だけは続いている。 原稿用紙にしても400字…

西鶴一代女

溝口健二監督「西鶴一代女」をみた。 宮仕え、若い侍に言い寄られる、卑しき身分の者と密通したかどで追放処分、そして夫たる侍の処刑、芸者修行に出る、若殿を所望する大名に取り入れられるが用が済むとお払い箱、おいらんになる、堅気になるが、過去がばれ…

長寿は喜ぶべきことか?

現在の選挙制度は、二十歳以上となっている。これを全ての年齢に広げたらどうだろ う。子供にも選挙権を与えるのである。ただし、投票するのは親などの親権者とする。 たとえば、3人の子供を持つ、二十歳以上の者は三票まで投票できる、というように。 今や…

高校野球

昨日は、船橋市民球場に、高校野球を見に行った。出不精の私にとっては、半分は「散歩」のつもりであった。野田線馬込沢駅を出て、地図を頼りに歩いたら意外に早く着いた。というより、市民の森から出ている照明施設、そして歓声で、およその方角の見当はつ…

友の会文集・原稿

入会の動機 昭和五十八年頃、「あなたは口べたで損をしていませんか」という電車の広告を見て入ったその教室は月八回、三ヶ月で料金が三万円を超えていたかと思う。大変な負担にはちがいなかったのだが、三十人、四十人と言った人たちを目の前に、自作のスピ…

話し方友の会

ハムレットについてお話いたします。 夜に、日本とデンマークとの試合がありました。見た方もおられるのではないでしょうか?シェークスピアはイギリス人ですが、ハムレットの舞台は、このデンマークです。 父親がデンマーク王、ハムレットはその息子。この…

自転車泥棒

地域新聞に投稿。採用されると1000円の図書券がもらえる。 過去数回採用されました。今回はどうでしょうか?「自転車泥棒」を見た。舞台は戦後のローマ。主人公は、六歳の息子を持つ40歳前後の男性。失業者であふれている時代のものだ。 職安で、大勢の中か…