続投

3月30日(金)晴 18.9度 湿度41.1%
 来年度の続投が決まった。
よろこんでいいのかどうか?4人のうちベテラン氏だけが外れることになった。
親方は、4月からも雇ってもらえるらしい、との話があった。
ベテラン氏には、もしも移動があれば自宅に電話すると話すのを見ていたが、結局、電話はしなかったようだ。
本部からマネージャーが来て、直接伝えるらしい。
そして、その日、誰よりも早く出勤した。
「4月からの事、伝えてもらった?」と尋ねてきた。
そうして「私には、移動があれば連絡が来るといわれたけれど、その連絡が来ない。
(だから、引き続き仕事があるのだろうか?)」と。
さあ、どうでしょうね。と小生とんずらを決め込んでいた。
昼前に、マネージャーが現れた。小生たちの身分について説明し、また、ベテラン氏には、マンツーマンにて話を伝えていた。
妙にベテラン氏は陽気に振舞ったが、それは、落胆したが気持ちを入れ替えようという現われでもあるのだろう。すでに充分な財産をもち、年金で差し当っての生活には困らないだろう。良いことずくめであるような気もするが、どこかさびしさが感じられもする。
最後は握手を求めてきた。もう、70歳なのだし、時期にふさわしい生き方をしてほしいものだ。