牛 第5課 7

 平時干活就不肯好好的イ故(ふだん仕事をするのにも、のりきでやるわけでもない)

吃東西也不肯随便、(ものを食べるにも、どれでもというわけでもない)

這大王卑気、(こんなだいおうの身勝手さなど)、

是我都没有的卑気(オレにだって全くないものだ)”




 主人説過狼多聡明的話語后(あるじはとても多く立派なはなしをすると)、

就走到牛頭去(牛の頭のところに行き)、

当面対牛(じかに牛に向かい)、

用手指突着邦牛額頭(ゆびで、その牛の額を突付きながら):




 ”汝不好好的ロ斧我管教(おまえは、わたしのしつけを聞くのが、まじめでなかったから)、

我還要打汝這里一下(なお、おまえのこっちを打ってやらねば)、

在右辺(ホラ右だ)。




這里也得打一下(こっちもたたくぞ)、

在左辺(ほら、ひだりだ)。




我門村子里小該不上学(吾が村の子供たちは学校へ行かないと)、

老師有這ケ規矩(先生にはこんなきまりがある)、

打了手心(てのひらをたたき)、

還要向孔夫子径人拝拝(さらに孔子様に向かっておがみ)、

向老師拝拝(先生にお辞儀する)、

不許泣(なくのはゆるされない)。




汝要泣馬?(それでも泣くと言うのか?)

壊東西牙!(ワルなんだから)

汝不知道這凡天天気正好馬?(おまえは、ここ数日天気の良いのがわかないのかい?)

汝明白五天前天上落的雨(お前さんにも分かっているだろう。




五日前に天から雨が落ちてきたが)、

是為天上可令我門(これは天の神様が、我々を哀れんでくれて)、

知道我門応当種蕎麦了(我々を知っているからなのだ。麦の種まきをするべきであり)、

為我門湿潤土地(私達の為に土地を湿らしてくれ)、

好省汝的気力馬?(お前の体力を省くのに好いということが)