スタンド・バイ・ミー




1959年という舞台設定。アメリカ、青春映画の名作。

12歳の夏、誰も大人にはなりたくなかった。

4人の仲良し少年たちが、
ニュース報道で少年が行方不明となっているのに興味を持ち、
旅に出る。

その途上、野宿をするが、周囲の、
野生の動物の声などに、おののく。

そこで、それぞれが、普段し
ないような話をして、慰め合う。

「家庭は、町でも評判が悪いよ。」
「(だから)学校は、オレを不良だと決めつけているんだ。」
●「間違っているよ。」

「たとえばさ、給食の金が無くなった時も、何も聞かれず、いきなり停学さ。」
●「あの事件は、やはり君が盗んだのか」

「盗ったさ、知っているだろう。デデも知っている。みんな知っている。バーンですら。」
「返そうとして却ってバカをみた。」

●「返そうとしたのか」
「そうさ、バカをみただけだ」
「おれは、サイモン先生に話して本当に返したのに、でも、金は出てこないということで三日の停学さ。」「そして翌週、先生は、新しいスカートで現れた」

●「しっている、茶色で水玉のやつだ」
「つまりオレが返した給食代をアイツが使ったということだ」「でも、オレがそれを話しても、札付きの兄貴を持っているというだけで、誰も信じないのさ」「だけど、あの女は、それにつけ込んだんんだ」「誰も、高級住宅街に住む者が、そんな事をするんだと絶対におもわない。」

●「そうだよ」
「そうだ」「不公平さ、そのスカートほしくて、目をつけていたんだろう」「金をみてチャンスだと思ったんだ」

学校の先生が、生徒のお金を盗むなんて、信じられない・・
と思うかも知れませんが、小学校時代、集金のお金を、
センコーにかすめられた経験があります。
昔、学校の先生の給料は、とても安かったのです。
今でも、正規以外の先生は、安い給料ですな。