戦争と平和

寒い中、読み聞かせ講座、出席。2分足らずの発表は、あっけなかった。
時間は守ったのに、長時間やる人が続出。正直者、バカをみる、でした。
うっぷんばらしに、家で、映画をみて過ごしました。
以下のごとし。
憂いに沈む、貴公子アンドレィ伯爵を迎えて、一家は大騒ぎ。
以下、ナターシャとソーニャのやりとり
むろん、話の筋は分からなくとも、うっとりさせられる名シーンです。

晴れた夜、ベランダから、星空を眺めつつ

(早くねむりなさいよ)

だってベットに入ってもなかなか眠れないの
あんなに楽しい一日のあとで眠れて
ねえ、みて、
お月様のすばらしいこと
 アンドレィ様は、私たちのこと、嫌いなのかしら

(そんなことないわ)

でも、無口ね、心の中で、私たちのこと、批判しているみたい
 みていると、なんだか、こわいわ

(そうお)

 こわいけど、かわいそう
さっき、歌をうたっているとき、
あの人の手をとってあげたい気持ちがしたわ
あの人のために、うたってあげたい
そんなこと言ったら、二度と此処に来てくれないでしょうね。
彼って、ほとんど、笑わないでしょう、
でも、歌っている私をみて、にっこりしたわ
そのとき、なんとも言えない気持ちになったの。
なんだか、誰かに、素敵な、大きな贈り物をいただいたみたい

(くだらないことを言わないで、早くベッドに入りなさい)

うふふ、夢がないんだから
あなたって、なにもかもぶちこわしね
こんな素敵な夜が分からない・・
自分をぎゅっと抱きしめて、思いっきり大空を、かけめぐりたい・・

(あぶないわよ、ベランダから落ちたらどうするの)

でも、こんな夜に、寝てしまうなんて、もったいないわ
素敵な音楽がどこからともなく、聞こえてきて、
次から次へと新しいメロディが生まれるのだわ
今まで聞いたことのないような曲が現れ、
私は永遠に、その中に引き込まれてしまうの
永遠に・・

https://www.youtube.com/watch?v=ZA1Mc4wX1yk:ナターシャ