図書館から利用許可

昨日は、硫黄島への手紙、という映画を見ました。
援軍がなく、物資も兵力も圧倒的に有利だった米軍を相手に、
日本軍が唯一、
互角に戦ったものだといわれております。

地下深く穴を掘るという作戦自体、
当時の常識から言って、意表を突くもので、
反対の声が強かったのですが、
決行させました。

無理に戦おうとせず、地下に潜り、
とにかく耐えました。
生き抜くことを訴えました。

そんな兵隊たちが、地下でやったことは、
なんでも良いから手帳に、
「思いを書き連ねること」だったのです。

現実はどうだったかわかりませんが、
たえぬく方法として、
「書く」という行為を選んだのは、
興味深いことです。

本日、やっと、某大学松戸キャンパス図書館から利用許可のカードをいただきました。
 早速、入館して、少しばかり、読書などいたしました。
しかし、あまりにも頭がくつろぎすぎて、
とりたてて書くことは浮かびませんでした。

大学は、当然のことながら、若い人ばかりです。
すこし、恥ずかしい気がしましたが、
じきに慣れると思っています。

貧弱ではありますが、
人生経験を記録に書き残しておくことが、
自分に課せられた仕事だと思って、
がんばろうと気分を新たにしたのでした。

本日は、その記念すべき第一日目、
1時間程度で退館いたしました。

まだ、日も高く、駅から自転車で帰る途中、
街路樹として整然とならぶ、イチョウが、
西日に黄金の色彩を放ってとても綺麗でした。