高校球児だったころ。
秋田市八橋（やばせ）球場に隣接するグランド、
そこが秋田商業高校の練習グランドだとうかがいました。
甲子園予選の試合前、
そこで軽く練習した記憶があります。
補欠でしたが
フリーバッテングでホームラン性の当たりを飛ばし、
監督にアッピールしたつもりでした。
ところが監督、
投手の方を見ていたらしく、
なんの声もなし。
かえって、君よ、そんなに長くバットをもつな、
君は小柄だから、
短くもって、鋭いゴロをこころがけよ、
なんて注意されてしまいました。
その日の試合では
劣勢になっても代打のお呼びなし。
ずっと、補欠として、
試合を眺めているだけでした。
