電気工事

「実際に、私のところに応援に来てくれていた電気工事士さんが、とある公共施設の電気設備の更新作業を行っている際に、感電で死亡したことがあります。」
「このときも、作業範囲の送電はすべて遮断されているはずでしたが一部別回路から送電されていたものに触れ、
不幸にも感電死してしまったのです。」
「この訃報を聞いたとき、私は信じられませんでした…」

以上は、インタネットの掲示板の書き込みですが、
私のところが来月、停電作業です。
「公共施設」かつ
「ブレーカ遮断しても」
「他の回路からも送電」されているという
古い建物なのです。
それゆえ、図面を読み返し、
送電がたこ足状態になっているケーブルについて、
チェックをしている段階です。
公共というと、どこか親方日の丸風なのですが、
下請けで働いている我々にとって、
きわめてやりにくい
ところがあって、
設備は旧式で、
はじめて取り組むには、実に危険度の高いものです
競争入札
仕事が来るため、
はじめて
その現場を知るという業者も
少なくないのです。
公務員は、高い給料をもらっておきながら、
ケガをしたら、自分の責任と言い逃れ
できるものです。