市川市界隈

4月9日
出勤途中、普段は人気のない家に、中年夫婦が、今年春から私立中学へ入学したと思われる娘を、玄関先で見送る場面に出会った。
その家は、裁判所に隣接しており、目の前が大型商店街、歩けばjr下総中山駅にも、本八幡にも近い。
家自体はさておき、何をするにも便利この上ないところだ。
特に、本八幡駅は、明治大正期の別荘地でもあり、いまも由緒ある邸宅が並ぶ。永井荷風なども終焉の地として市川市を選んだ。
まさに「箱入り娘」の門出の場面に出くわしたというわけである。
少し経済的に余裕があるなら私立中学という考えは親には共通しているもののようである。
韓国・米国なども、教育施設の有無は不動産価格にも大きく影響するものであるらしい。
以前木造アパート暮らしであったが、ワンルームでも良いから、この周辺に一部屋所有したいと考えている。しかし、絵空事に過ぎない。