牛 第5課 4
就 回頭 望着 主人、(頭を回して主人を見たのだが)
大眼中 凝了 一泡泪(大きな目には、一粒の泪が固まっており)
非常 可冷的 似呼 想 同大牛伯 説 一句 有分寸的話、(とてもあわれでもあり あたかもくもやんと分を弁えた話がしたいかのようであったのだが)
這話意思 是:(その言わんとしているのは次のようなものだった)
”大(父多)、我不怨汝(だんな、わたしはうらんだりしてない)、
平素 汝 待我 狼好(ふだんからボクにとてもよくしてくれているから)、
汝 打了 我(ボクを打って)、
把我脚 打壊(脚にけがをさせたのは)、
是 昨天的事(きのうのこと)。
如今 我門 講和了。(いまや、ボクらは仲直りしたのだ。)
我 只一点 不方便、(ボクはただの一つの不便もなく)
過両天 就 会 好的。(数日したら良くなりますよ)”