さえない日々・・

 久しぶりに雨となった。午前中は、層積雲だった。一面が雲で覆われているというやつである。出勤して間もないのに、帰宅のことを楽しみにしており、それが早期に実現すれば良い、などと空想している。こんなことの繰り返しで、毎日を過ごしている。そんな毎日なら、理屈的には、「おまえは、この世にいてもいなくても同じ」ということにもなろうが、雑草にも雑草なりの気持ちはある。他人とかかわれば、それだけ、こきおろされそうである。だから、こうして、誰にも知られないように暮らしている。仮に、こうして格好悪い毎日を送っていても、人と接点を持たなければ、かわいそうに・・とも思われずに済む。