大学の現在

大学の現在
一昨年だったか、
大学の図書室の担当の方より、
電話をいただいたことがあります。
帽子の忘れ物の件でした。

帽子は、過去、何度となく、忘れ物をして、
失った数知れず、です。
原則、高価なものはそろえないようにしているものですが、・・。

たまたま、帽子に名前を記してあったので、
連絡が来たのです。
おそらく、入館する際、
カードでチェックがなされていたので、
それと登録一覧と照らし合わせて、
連絡がなされたのでしょう。

一般の図書館だと、忘れ物は、
展示される程度で、連絡まではしてくれません。
どんな人たちが、入館して利用しているか、
大学では把握できるようになっているともいえます。

大学で、講義の様子も、
ガラス張りの出入り口を通じて一目瞭然になっています。
出欠は、入り口に設置された所に、
学生カードを振りかざすだけで、済むようになっているようです。
昔のように、代返で、出席を友人に頼むわけにも行きません。

教壇側からみると、学生の様子が、とてもよく分かるのです。
向き合って微笑んでいる男女、
眠っている学生、
講義に真剣に耳を傾けている学生・・。

不動産事情の講座など、
出席してみたいのもありますが、
昔は、担当教授に、事情をはなせば、教室の参加を許してもらえたらしいのですが、・・
駅近くのデラックスな建物でもあるので、
それはないだろうなあ、と思ったりします。

私立大学だと、
文系でも年間100万円以上の授業料他、
だと言いますので、
本当に大学の空間というのは、高価なものだと思います。

 週に一度は図書室に通いたいと思っています。