「いつか晴れた日に」

いつか晴れた日に」(68回アカデミー賞)1995年
 舞台は19世紀のイギリス、父を亡くしたダッシュウッド姉妹は、
住んでいた屋敷を追われ、
母親と共に小さなコテージに移りすんだ。
妹エリノアの心には、純粋な青年エドワードへの慕情が秘められていた。
一方、妹マリアンヌは年の離れたプランドン大佐から思いを寄せられる。
しかし、魅力的なプレーボーイ、ウィロビに夢中に・・。
(以上、パッケージ箱に掲載された紹介の抜粋)

 出会ったばかりで、文豪の名文を、
その場で暗誦して披露するあたりが、
当時の貴族男女の交流だったのだろうか。

シェークスピアの文が出てきたりする。

もっとも、エドワードも、プランドンも広大な領地を所有しているオーナー、あるいは、財産を引き継ぐ立場にある有望な青年ではある。

ところで、ウィロビと、マリアンヌは、相思相愛の仲だったのだが、
ウィロビが、その愛を告白しようとしたところ、
過去の女性が現れ、ぬきさしならぬ状態になる。
体裁の良い理由を告げて、約束の日、別れを言いにいく。

 マリアンヌは、それをてっきり、
自分はもてあそばれたに過ぎないと言って、泣き崩れる・・。

3回くらい見て、やっと、
そういった事件の意味が分かりかけてきたのでした。