覚醒剤

覚せい剤事件におもう

清原氏覚せい剤使用で逮捕された。
私は、大学生まで野球をやっていた。
かつてのスター選手の逮捕は残念なことだと思う。

野球を除いたらなにもない、
というのもさびしい人生ではあると思う。

私は秋田県
秋田出身の野球選手とては落合博満氏がいる。
山田久志氏などもそうだ。

特に、落合氏と私は同年代で、
高校時代同じグランドで練習試合などもしている。

氏は、高校時代は、
野球部のしきたりに嫌気がさしてほとんど不登校だったというが、
練習試合は、氏の3年生だったときだったので、
まちがいなく3塁かどこかで出場して
いたと思われる。

まがりなりにも私の高校は県内の強豪のひとつだったので、
秋田工業高校野球部が
格下の選手を出場させることもなかったであろう。

しかし、
学校にも満足に登校していない氏は、
練習ではホームラン級の当りはしていたとしても、
県下ではほとんど無名の選手に過ぎなかった。

落合氏によると、日々面白くなく、姉といっしょの下宿先から、
まっすぐ映画館に行く毎日だったと述べている。

そして高校3年間で大変な数にのぼる映画をみたとも。

いろんな野球選手がいるとしても、
彼は異色だったのではないか。

ちなみに、私は、遠征先の列車でも、合宿でもいつも
受験参考書を持参していたので、
野球は気分転換程度の位置づけにしかすぎなかった。

先輩たちもやさしく、性格がよかった。
それでも県大会ではベスト8まで行った。

テニスプレーヤーの杉山愛さんは、同じ映画を
100回みて、英会話を学習にしたというが、
日常を素材にした映画は、
本当に生き方を教えてくれるような気がする。

私は、日本映画でも字幕でみるようにして、
言葉の使い方を学ぶようにしている。

日本人だからといって、
日本語が分かるわけではないのだ。

毎日おんなじことをしゃべっていても、
なんとか暮らしていけるかもしれないが、

ちょっと違った言い回しをすることで気分もちがうものである。

それは映画とか文学など
で学ぶしかない。
だれでも手っ取り早くたのしめ、
ためになるもの、それは映画。
お金もかからない。

メンタルクリニックでも行けばよかったと思う。
もやもやするというのなら・・

薬も合法的に処方してもらえるのだし、
また、女性カウンセラーなどとお話もできる。

清原選手の逮捕は、本当に残念としか言いようがない。