矢切の渡し

おすすめの歌謡曲

 松戸市はこれといって
何もない町だと感じていますが、
 松戸を舞台にした歌があります。

 それは「矢切の渡し」という歌です。
 ちあきなおみ という歌手が歌っておりました。

 やぎりのわたし・・というあたりで
 眉間に深々と皺をきざみ、
懸命に歌っていたのが印象的。

 もう老齢で引退なさったそうで、
 舞台が見られないのが残念。
 

本日の午後は、「絵本読み聞かせ」グループの定例会。
役場職員も同席。
30分ほどの話し合いの後で、
約20名の参加者が、各自前に出て、
準備した絵本の読み聞かせ発表。
僕は3番目の発表だった。
実は早くやった方がよいのだと感じていた。
皆さん、生まれながらにして
人前で発表していることが好きでたまらないという人ばかり、
僕を除いて。
そんな人たちの落ち着いた発表を聴かせられたら、
きっとプレッシャーを感じたかもしれない。
最初の方の発表でよかった。
発表にさきだち、その日の発声練習の音頭をとるのが
僕だった。
僕が読み上げて、
皆が後に従うという形で実施した。
それで、体全体で声を出すようにしたので、
体から汗が出るほどのほくほくぶり。
たっぷりとしたウォーミングアップといったところであった。
普段、全くしゃべらない僕をして
そのようにさせてくれた会長さんに感謝。
さて、いよいよ発表。
少しばかり長くても、
どんどん絵本に惹き込ませ時間を忘れさせてくれる・・
という技量にほど遠いが、
グリム童話
「しせあわせハンス君」をやった。
読み上げながら、
ちょっとしたところで
「秋田弁」になってしまう、
しかたない、・・。
しどろもどろではないにせよ、
ところどころ早口になってしまった。
休憩のとき、
超ベテランのTさんが話しかけてくださった。
面白かったですよ、
これ、なんていう話だったんですか・・と言って、
机にある、その絵本を手にとった。
(そっかー)
やっているとき、気持ちが動転していたけれど、
ともかく、なんとか
内容が伝わっていたことを知っただけでもありがたい。
グリム童話で、
話の流れはつかんでなくても、
その場その場の絵をみて、
端的な文章で読み上げるところに面白さがあるのだった。
どんな調子で読むかは、読み手の技量にかかっている。

来月は歴史がテーマ。
それまで音読をやって
のどの安定性をはかりたい。
精神医の北山修さんが、「風」を歌う、
その初舞台の心境となんら変わりのない、
緊張した日だった。