社員の自殺

有名大学出の広告会社女子社員が自殺をはかったことが話題になっているようだ。
学生時代、卒業研究担当の先生は、まだ、20代後半の若い講師だったが、ときどき、
締め切りの1ヶ月かそこらを平均睡眠3時間で過ごし、研究論文を書き上げたと、自慢気に話していたのを時々、思い出す。
また、同じ会社で勤める人からは、学生時代の漫画アシスタントのアルバイト体験を聞いた。
趣味と実益、しかも高給だということでやってみたら、
3日間、本当に一睡もさせてもらえなかった、と。
人間、3日間本当に寝ないで過ごせるのか、疑問だが、話す彼の目はこれは本当だ、という具合であった。

2つの例に過ぎないが、成果を出すには、
「血のにじむ」ような努力をすることが必要だということなのか。この類の話は枚挙にいとまがない。

8時間かそこらたっぷりと睡眠をとって、
5時間ほど机に向かい作文にいそしむ。
あとは自由に過ごす、
というか、翌日の5時間ほどの集中の為に、
休息ですごす・・、
この繰り返し。
それでいて、
経済的に何とかやっていけるような生活があったらいい。
これは、創作に
油ののっていた夏目漱石の日々なのでした。