不動産

お金にまつわるテレビ番組をみた。
3つのうち1つは、
サラリーマン大家さんのこと。
連日、ノウハウを公開するセミナーに、
聴講希望者が殺到し、大変な盛況ぶりだという。

自分の年収を超えるような額なのに、
ローンをくんで、
賃貸用のマンションを棟丸ごと買う。
ある大家さんは、
通帳に、200万円弱の額が振り込みされているのを見せてくれた。こんな通帳を幾つか見せてくれた。
年収が1億を超える。
すべては、銀行の融資からなっており、
借金の総額も13億円とのことだ。
単純にいけば14年かそこらで返済が可能となる。
新築で駅に近いから、借家人も集まりやすい、
という考えもできる。
しかし、都心でも空き室率は3割になり、
今後ますます増える傾向にあるという現実も見逃せない。
投資を諦め、マンションをすべて売却しても、
600万円以上のローンだけが残り泣き崩れる元投資家もいた。
勝ち残るのに、
きびしい競争と洞察が待ち受けているものだという感じだった。
不動産店とも、銀行とも、
かけひきのできる、
周りからみれば「えげつない」ような投資家が
うまくやっているのだ、と。
そんなことまでして、もうけたいのか、と。

不動産だって、しょせん、それで生活するというのではなく、
全てを失っても、なんとか生活できるという、
本業があってこそ、投資ができるのだという意見も。
しかし、あまりにも額が大きすぎて、
負けたときには、大きな負債をかかえてしまうことになってしまいやすい、と。
いいね!
コメントする
シェアする
1