校長先生

校長先生は、青木周三といって、
どこか、困ったような表情をしていて、
学期ごとの挨拶他は、存在感の薄い方でした。
 その校長がどこで仕入れた情報か、
お隣の学区では名門の県立秋田高校の生徒が
退学して自宅学習をしはじめたことを引用したのでした。
学校に通っていれば、あたりまえの事のようでも、
いざ、ひとりになってしまえば、
何から何まで自分でやらなければならなくなり、
それだけでも不安でしようがなく、
(勉強も手に着かず)
どうにもならなくなり、
高校復帰を願っている、
という内容なのでした・・。

確かに、小生のような意思薄弱な者は、
夏休み、全く学習がうまくいかず、
暑さのとの戦いに終わってしまったので、
青木校長の訓辞もなるほどと思いました。

 その後、秋田県内出身の、浪人女子が、中学卒後は
高校にも行かず、
検定で受験資格を得て、
秋田大学医学部を受験
高得点でありならがら、
高校に行かないことを理由に?
不合格にさせられたという事件がありました。

その女生徒は、どうやって、
自宅学習のみで、そのような、
高い得点を得るようになったのか、
興味があります。

以上、野球部を引退してから、
机に向かっても、
どこかうわの空にて
かならずしも、
学習にエネルギーを注げなかった若き日々でした。