正月

正月、午後9時過ぎ、ウィーン楽団の生放送をみている。
これは、オーストリィアにおける、
紅白歌合戦に相当する。
客の中には日本女性とおぼしき方もおられる。
天井の高い、歴史的なホールの中で、
数百人におよぶ、オーケストラの奏でる音楽は、実に
壮大なものだ。
この中、ラデツキー行進曲は、
本の学校の入学式などでも採用されているものだ。
息子の、かつての
国立高専の入学式を思い出した。
遠い過去となってしまった

1昨年の夏に、大学編入試験を経て、
早いもので、また、
我が愚息に、大学院受験の壁が立ちふさがっている。
東京大学東北大学など旧帝国大学への編入は、倍率も5倍以上あって、難関そのものだった。
しかし、大学院に関しては、どこも
エェと思われるほど低い。
東京大学大学院などは、

外部大学からの合格率が2倍くらい。
ただ、慶応早稲田など、
理系に強い学生が受験してくるだろう、
あなどれない。

 本当にその道に進むものだけが取り組むような、
実に奥深い試験問題の過去問を解いていくことになるので、合格しなければ、
膨大な時間の浪費ともなりかねない。

 他の社会に進むのなら、
全く役にたたないものなのだ。
 クイズ王のように広く浅く覚えるのとは異なる。
広く深く、
そうして一般社会に役に立たないことばかり学習していかなねればならない・・
 学のない親から見るとそんな気がしている・