電気設備

電気設備員の現在
 新年度を迎えた。一人が契約満了を理由に職場を去った。現在、募集中のようだ。もう一人も次が決まるまで残留するが、決まり次第、退職する。
二人募集のウチ、一人が入社してくれた。
聞くところによると、採用基準のようなものはなく、履歴書も見るが、人がよければ即決であるという。
あとは一緒に仕事をしていき、ついていけるかどうか、である。
 前科があろうとなかろうと過去は問われないという、貴重な職場でもある。
 その点、警備員などは、採用の際、履歴書に記されてある会社に一応電話とかして、真偽のほどをチェックする所もあるようだ。
 マンションの管理人なども、給料は安くても、入社の段階で、それなりのチェックはするものだという。
 してみると、危険な仕事もある電気設備員などは、その気になりさえすれば、どこの馬の骨ともわからない人間も、入りやすいと言える。
 過去、ギャンブルで借金を背負い、債権者に追われる身であると告白する者もいたけれど、彼は、ふだんは全く優しい人間でありがたかった。
 精神破綻者のごとく、ちょっとしたことに目の色変えて口うるさい、チンピラ化した設備員がいちばんやっかいだ。そしてこの業界には、結構多いものである。

公的手続きの多くは、郵便でできるものだ。ところが、その少額(1000円未満)の手数料を支払う為に、手間がかかる。2000世帯以上が暮らすアパート団地に暮らすが、ATMは常に行列。慢性的にイライラさせられる場所だ。いくつもの操作をしてなかなか出てこない者もいる。だから、一定の時間を占めた者は、自動的に引き落とすようにすべきだと思う。3分を超えた者、一分につき、100円とか・・。