ジョニ−

5月5日
鎌ヶ谷球場にて、浦和ロッテ対鎌ヶ谷ファイターズ。

観覧席もほとんど満員状態。同じ日、神宮球場では早稲田大学ハンカチ王子が「出演」してずいぶんと盛り上がったらしい。

こちらもマリンズサポーターが少人数ながらも声を張り上げ、精力的に応援していた。内容については言うまでもない。まだ知名度のない、伸び盛りの若手主体の試合だ。
打者は良く打ち、投手も速球をビシバシ、決めた。
投手戦ではじまった試合は、6対6で、いつのまにか打撃戦に。
2点差で迎えた10回の裏。1塁側客席は盛り上がりをみせた。
ルーキー大嶺出場か・・と思いきや、現れたのは往年の名投手・黒木だった。
「ジョニ−」あちこちから声援が出た。
しかし、先頭にフェンス直撃の2塁打。
続く打者も塁に出て、無死1・3塁のピンチ。
1点は失ったが落ち着いた投球にて2死1・2塁へ。
最後の打者に対しては、ウォーと気合を入れて投球。
その声は客席をも圧倒するほどに届いた。
低め外角一杯に見逃しとした。
選手の表情が手にとるように分かる。


迫力を身近に感じようと思ったら、ファームでの試合観戦に限る。