雲は10種類あるそうだ。まず、高さで3つ。(巻雲、巻積雲、巻層雲)、(高層雲、高積雲、乱層雲)、(層積雲、層雲、積雲、積乱雲)。しかし、空を見ると、いろいろな雲が入り交じっているようだ。晴れているときは、遙か高い所にうっすらとした雲があると言った具合。同僚からコーヒーをいただいた。今はやりのものである。封を切る。粉末になったモノにお湯を注ぐ。ゆっくりとコーヒーを抽出していく。この手間が少しかかるのと、香りが良いのが、従来のインスタントにないものである。菊野のものを愛好している。割高であるが、お店で飲むコーヒーよりはいい。谷崎潤一郎の筆記を担当した女性の随筆を読む。かの文豪は、一日にせいぜい2ないし3枚といった、カタツムリの遅さだったという。彼の口が動くのをジッと待っていたという。おつかれさん、と言いたいです。