話し方教室

駅員にくってかかる乗客をときどき見かけます。そうした者の表情は、狂犬そのものです。
 けんかとなんとかは、「江戸の花」という言葉があるようにささいな事で大きな争いに発展するのは、今に始まった事でもないのかもしれません。
 あるいはこういう解釈もあるようです。会社でのストレスを、赤の他人、たとえば駅員などを怒鳴ることで発散させるのだ、と。
 でも、我にかえったら、そういう発散は悲しいものです。
 私は、話し方教室に通うことで、若干、人間的に鍛えらている、いや、うっぷんばらしになっているような気がします。話し方というのは、性格の一部でもあるようで、何度やったからと行って上手になるというものではなさそうです。
 しかし、通い続け、人並みに話せるよう、それなりの努力をすることで、少しは気分転換になっているという気もします。
 ダンスほどではないですが、千葉県はあちこちに、話し方教室(名称は様々)があります。いろんな教室に顔を出したいと思っています。
  秋田に帰る機会はあまりないですが、あっち(首都圏)で暮らしているモンは、気が短くなってしまう、とは言われたくないのです。