自転車泥棒

地域新聞に投稿。採用されると1000円の図書券がもらえる。
過去数回採用されました。今回はどうでしょうか?

自転車泥棒」を見た。舞台は戦後のローマ。主人公は、六歳の息子を持つ40歳前後の男性。失業者であふれている時代のものだ。
 職安で、大勢の中から幸運にも、ポスター貼りの職を得る、という場面で始まる。自転車は自前というのが採用条件なのだが、この自転車を巡って様々な事件が展開される。
 60年前の映画とはいえ、今の日本と類似点の多い時代背景である。アカデミー賞に輝いた歴史的な映画でもあるが、今、求職中の、特に中高年の方々にとって、これ以上の「映像教材」は無いと言ってもよい。採用が不発に終わりくじけそうになっているのなら是非、これをみて、気持ちを新たにしてほしい。

 書店で、二枚500円、宝島社のものです。