生物の細胞

 生物の細胞の学習をした。
 人間も含めて生物も約85パーセントは、水分から出来ている。水分は、なぜ多いのだろう。
その理由として、一つ、体温の調節に役に立っていること。ヒトの体温は、36.5度。お湯を沸かそうとしても、スグには温度が上昇しない。温まりにくくさめにくい。この性質が体温一定に役に立っている。
 二つ目。栄養を運ぶのにいい。
 三つ目。体を作る材料となる。外は30度以上の温度。

 エアコンもない部屋で過ごしている。ぬるめのお茶をがぶ飲みしているが、シャツは汗で濡れやすい。体の中を水分がめまぐるしく循環しているのだろうか、などと思っている。

 最小の単位として、細胞から成り立っている。単細胞生物として、「ぞうりむし」を紹介している。
これは、たんぼの中に見られる小さな生き物である。回転しながら動き回っているが互いにぶつからないように動いている。 繊毛が体一面に生えていて、一万本にも及ぶ。バクテリアなどの微生物を口から取り入れている。

 さて、人間の臓器の中でもっとも多くの細胞が取り込まれているのはどこであろう。それは、肝臓である。ここで色んな化学反応が起こっている。糖分を貯蔵するところでもある。

 細胞の大きさから分類していくと、先ず、卵黄、カエルの卵、ゾウリムシ、大腸菌、ウィルス・・。電子顕微鏡で、これまで見えなかったものも、見えるようになった。
 微生物を乾燥させて、樹脂に固め、これを薄切りにして、更に着色して顕微鏡で見たりする。
 人間の骨髄の造血幹細胞にて、赤血球が造られる。これが毛細血管に入っていく様子を写真撮影に収められた。この瞬間を、カメラを構えてずっと待っているのだそうだ。
 「犯人が出てくる」瞬間を捕らえるのにも似ているようで、興味がそそられた。

 植物細胞について触れると、液胞に、色々な物質の溶けた水を蓄える。細胞壁、体を丈夫にする。葉緑体が粒となって動き回っている。シロっぽいのが核。これがゆっくり動いているが、原形質流動という。
 この移動によって、細胞が生命を維持している。

 説明だけでは、ぴんとこない部分があったが、今後の学習で明らかになるのであろう。