細胞小器官

細胞小器官として、ミトコンドリア葉緑体の学習をする。
面白いことは、この二つは、もともと別な生物のものであったのだが、なんらかの原因で他の生物に入ってしまい、その中に住み着いてしまったということである。(細胞内共生)。
無論それだけなら、親から子へは引き継がれないだろう。
しかし、この二つには、それ自身、遺伝子が含まれていて、細胞分裂に際して、これらも同時に分裂して、誕生した生物細胞にも、引き継がれていくようになった。
葉緑体は、植物にあって、光エネルギーから「グルコース」を造る場でもある。そして、ミトコンドリアはこのグルコースを使って呼吸して、生きる活動となるエネルギーをつくるものだ、と説明する。
生物は、外敵を「ウィルス」と位置づけ、この侵入を阻止するべきものだという考えもある。しかし細胞の中に組み入れられれば、長い歳月を通じて、共に生きていくような、受容性のようなものもあることを示唆するものである。
生物に対する興味も少しは湧いてきた。