無職

 現在、無職、そして、明後日が入社ということになる。もう少し、無職のままでいたかった。ふだんは、ノートに思いをつづることで時間が過ぎていく。1年あまりの勤めを書くのに、1ヶ月でも足りないくらいだ。失業した日から、税金は請求される。これは、本当に憎らしいシステムだと思う。前年度の収入に対して、国民健康保険など税金ががっちり請求される。ところが、就職して収入が発生すると、それは、前年ではなく、現在の収入に対して健康保険が請求される。60歳の定年までは、税金に追いかけられるようになっている。何も資産をもたずに、請求されても、とんずらを決め込むのがいいようだ。鬼軍曹のことは、自身の日記に毎日のように登場するのだが、こんな、ブログにうっかり記したら、名誉毀損で訴えられるかもしれないのだから、油断がならない。鬼軍曹も、その地位があるのも、会社が要請しているからだろうし、そうした奴らを集めた方が、競争社会に勝ち抜けると考えるからだろう。私からしたら、情けない社会だと思うが、・・また、別な顔かたちの鬼軍曹に出会うことになるのだろうか?まずは、事業をうまく切り盛りしていき、会社人間から脱出をはかるしかない。賃貸経営は、新聞でもよく宣伝されているけれど、これも、うまくいくとは限らない。借金まみれになって、クビがまわらなくなることだってある。自分も、それなりの、収益は得ているが、不動産資産自体は、どんどん下がっているのだし、10年先は読めない。せいぜい、数年先は、まずまず大丈夫だということしか分からない。リフォームに50万円、水漏れに2万円、・・。いつ、借家人がクレームを出してくるか分からない。ある程度、貯金はしておかねばならない。一番のものは空き家になって、入居が決まらないこと。そんなこともあって、鬼軍曹のたむろする、勤めを辞めるわけにいかない。