久しぶりに、アートブレイキーを聴きながら、物書きをしている。勤めて、モウ一ヶ月になった。「妖怪」が、現れるのを待っているが、今のところ遭っていない。かならず、いじめて来る奴が出てくると思っている。
 日々、色々な人と出会えるのが、これまでと違っている。T氏と、話をした。彼は、・・このブログを読んでいないだろうなあ。そう、心配しつつ、敢えて記す。
52歳まで、研究機関?といっても民間かな、そういった所に勤務。早期退職に応じ、退職金も上乗せしてもらえた。
40の時に購入、というのだから、現在55として、15年前、とすると、平成8年頃、まだ、不動産に価値が有った頃かもしれぬ、マンションを売って、戸建てを買った。そのローンに消えていってしまった。今は、そのローンの支払いもあるが、収入以内にて、なんとかなっている。
職業訓練校にてボイラー,電工などを取得、それでも、どこにも蹴られて、やっと、現在の管理員の仕事にありつけた。資格を取得して、更なる収入アップを狙っている。
T氏の目は輝いていた。色々と、苦労もあるが、今の仕事に夢と希望を感じている。
前でも、自分の研究を発表することが義務づけられていたが、人前で発表することは、今の仕事にも生かせている。
様々な人からの電話をてきぱきと処理している姿は、さすがだと感じさせられたものである。
 
しかし、自分はどうだろう、3ヶ月仕事を続けることが目標ではあるが、・・。
できれば、早期退職して、独立して、何かやっていきたい。
それは、子供相手の、学習塾とか、不動産店とか、マンション管理とか、そんなところかもしれない。無論、年寄りが、やっていけるほど、この世は甘くないだろう。それでも、やっていることを文書にまとめ上げ、自分なりに、記録文学の担い手になっていくことが良い。
伊能忠敬でも、50歳から。自分は、もう60近い。この世の罠にどっぷりと、落ち込んでしまっている。

 人は、色々な面で節約、貯蓄して、(老後のため)と言いつつ、犠牲を強いられていると感じつつ、目を背け、奴隷的社会生活に甘んじている。
 そうして蓄えてものを、たとえば、住宅購入などで、ごっそり、かすめ取られてしまうのだ。
無論、わけのわかなぬ、素性のしれぬ者達に囲まれて、そこで、切磋琢磨していくことに満足を感じていける者は、体の言うことをきくまで、ボスの手となり、足となり、稼ぐことで、過ごすのも悪くはないかもしれぬ。

しかし、人は、誰も、そのように、他人とうまくやっていけるものではない。

 その割には、お金を随分と使っているが、自家用車を買わない、タバコをすわない、これだけでも、随分と、節約しているとおもう。また、ケータイを持たない。
そのわりに、株式で随分損失を被っている

 仕事を転々としている者は、どこか、変人の扱いを受け勝ちなのであるが、無理だと思ったらスグ辞める。
なんとか、転職をごまかして、次なる仕事をさがす、この繰り返しは、しばらくつづきそうだ。