消防車騒然

2016年6月20日
6月20日、今日も、夏を思わせる強い日差し・・
昨日の夕方、消防車が集まり、
団地の周辺は騒然となった。
野次馬になって、どこが火元かと見に行ったら、
Ur団地敷地内の店舗であった。

そこは、普段、
知的障がい者によるパン屋になっている。
休日なのだし、誰も人気はない。
厳重にしまっており、外から入りようがない。

あきらかに、いたづらだろう。

それでも
後から、後からと、消防車は集まり、
騒音はしばらくやむことがなかった。
鎧(よろい)のような消防服の人たちが
何人も、そのパン屋の玄関に集まった。
本当にごくろうなことだ。
静かな夕飯のひとときの時間を妨げられた
われわれ住民も、そうだ。

1日経って、郵便局の途中、その店の前を通り、
ふと心によぎったことがある。
店に隣接する駐車場がある、
ここは夜のとばりがおりたころ、
毎日のように、自動車が停車し、
中には男女がいたものだ。
雨の日も、風の日も、
律儀にそのようにしているので、
彼らは仕事でそうしているものと思っていた、
しかし、何時間も、闇の中で、
何を「待っていたのだろう」。

ほんの1週間前ほどだが、
工事がなされ、
夜間は、その駐車場に入れないようになったのである。
無論とめてもいいが、
朝までは移動できないようになった。

自分は妄想をはたらかせ、
あの人たちは、仕事でもなんでもなく、
あいびき、であのような自動車を利用していたのかもしれない。
などと考えてみた・・

闇とはいえ、
通行人には目障りで、
だれかから、「通報」があったのだろう。
URの管理者にとどき、
それで、あのような工事がなされるにいたった。
もう、あいびきの為の駐車ができなくなり、
そのはらいせに・・・。
などとストーリーを展開させたのだった。

いったい、
あの、いたづらと思われる通報はだれの仕業だったのでしょう。

あるいは、
これまでと同じように、
あのアベックが、闇の駐車で、営みをつづけるのでしたら、
完全の僕の読み違えということになります。
そうだとしたら、もうしわけない。

念のため、今日の夕方、
暗くなったら
いつものようにアベックが
車をとめて
会っているか
確認してみようと思うのだった。