ズーズー弁

今月で会社を退社をするにあたって、
来月から、国民健康保険に切り替わるので、
その発行を受けるのに
役場に持参するものを尋ねるために電話してみた。
その声に驚いた。
まるで、NHKの7時のニュースに出てくる
女性アナウンサーみたいに、とてもきれいな声だった。
ぼくの暮らすところは、50万人弱の都市で、
これは金沢市のそれに匹敵する。
そんな人口の集中する首都圏の
役場の電話を担当するのだから
えりすぐりの窓口となるのであろうか。

そう考えながら、
実のところ、時間帯によっては自分も、
近隣の都市で
役場の窓口を担当していたことに気付いた。

ときには、
ズーズー弁の混じった、
うろたえたように対応していた。
結構、場当たり的な対応でしのいでた・・。

ああ、反省しなければ。
でも、その窓口の仕事も
あとわずかでおしまいだなあ、とおもったのだった。