東京農工大学工学部、受験終わる

試験が終わって、翌朝、起きようとしたら、首の下、背中がボキボキという音がしたとのこと。それっきり、机に正座できなくなってしまった。こんなことはありか??

 東大工学部編入試験は、
9時きっかりから17時までだが、
姿勢に無理があったのかもしれない。

数学は予想外に調子がよく、ほぼ2時間半、めいっぱい、鉛筆が答案用紙を「踊り続けた」という。
英語も、なんとかいった。
そして、気を抜いたわけでもないだろうが、
最後の物理でガツーンとやられた格好だ。
高校物理レベルの公式が書けなかったのだった。

 編入試験というのは、
大学によってずいぶんと異なるものであるらしい。
ずっと東大に焦点を合わせてやってきたので、
数日後にひかえていた別な大学は、ほとんど準備なし。
予定では7月4日から6日の三日で、
専門の電気電子系を準備するつもりでいた。

次に向かうのは、
東小金井駅にある
東京農工大学工学部であった。
東京大学とは、知名度も難易度も劣るが、あなどれない。
一般教養だけではなく、専門科目もテストで試されるのだった。
ともかくホテルも予約しているし、
受験料も3万円とバカ高い。
親として受験だけはしてもらいたい。

予約したのは、JR武蔵境駅まえ、
シティテル武蔵境。
この駅は、南側がちょっとした公園になっていて、
腰かけて、一服しているような人もいる。
お寺があってその隣がホテル。レストランや、イトーヨーカ堂もあって、食べるに事欠かない。
すぐ近くが吉祥寺で、
住みたいまちトップクラスだが、
駅の雰囲気なら、こちらの武蔵境の方が上の気がする。

 6日は、16時ころ、阿佐ヶ谷駅で人身事故があったということで、電車のすすみがのろかった。
イトーヨーカ堂でサンドイッチなど買って、チェックイン。
2泊食事付きで1万7000円弱と、まあまあ。

30分ほど、マッサージをほどこし、
それから別れを告げた。
松戸の吾が家に帰ったのは夜の8時ころだった。

 それにしても駅前というのは、本当に便利。
高架なので電車の通過音はほとんどなし。
親としては、
こうした目立たぬ大学で十分だという気持ちだった。
東京農業大学と間違えられるが、
農工大学はは国立大学。
入学してそこそこの成績をとってくれれば、
授業料も免除してもらえるだろう。
しかし、専門科目をほとんど準備しないままに受験というのだから、無謀といえる。7月7日と8日の2日にわたる。
今、7月8日、11時50分。
ちょうど、9時半からの専門科目が終わって、
どこかで、メロンパンでも食べているころだろうか。
あとは、面接を残すだけだった。
ワイシャツにスーツ、
肌着がないといういでたちで、
教授たちの面接を受けるようだ。