スピーチ内容

スピーチコンテスト 参加決定、内容決定。
苦沙魅三郎
スピーチ教室をやめて2年になります。この間、毎月準備しなくてよくて、その点は楽をしたと思っています。しかしながら、こうしてまた教室に戻って参りました。その理由に触れてみたいと思います。私は、日々、武蔵野線を利用しております。この路線は混雑で有名です。特に西船橋駅では多くの乗客の下車乗車があります。一時的ではありますが、客がおりて、がらがらになり気分もゆるやかになりました。まもなく、津波のごとく、なだれのごとく、ドタバタと音をたてて一般人が乗り込んできたのです。私は背中をみせるように立っていたので、どんな人たちがどんな様子で入ってきたのか知りようもありませんでしたが、バックか何か硬いもので背中を押され、つんのめるようになり、前方に立っていた若い女性にあやうく、抱きつきそうになってしまいました。こんなに人が多いのでやむを得ないと言い聞かせました。電車は3分かそこら停車するのですがとても長く感じられます。ぎゅうぎゅう詰めの状態でやっと出発。背後の人間が、男性だと思われますが、つり革に手を伸ばしたらしく、その腕が私の頭に当たり、私はお辞儀でもするようなカッコウになりました。満員とはいえ、不愉快な気持ちになりました。次の駅まで10分弱くらいでしょうか、その間、頭の中はひたすら、怒りにも近い不愉快、それだけです。振り返ってたいしたことでもないと感じましたが、そのときは、たえがたくさえ思われました。もし、スピーチを続けていたら、これは話のネタになるとおもうことで、不愉快な気持ちも少しは救われたかと思います。世の中、特に年齢を重ねるといろんな事があります。よくないことがあったら自分でかかえず、スピーチにすることで精神的に少しでも救われたいと思い、こうしてまた、参加することになりました。時には準備できず負担になることもあるかもしれませんが、また、みなさん、宜しく願います。